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HOME > お役立ちブログ > その痛みはホントにヘルニアのせい? ~手のシビレ・腰痛の症例~
お役立ちブログ
その痛みはホントにヘルニアのせい? ~手のシビレ・腰痛の症例~
MRIやレントゲンなどの画像での診断と症状は8割以上が一致しないそうですよ!
ヘルニアと診断されても落ち込まず、言葉に惑わされずに一度信頼おける治療院へ!!
こんにちは!沖縄県那覇市久茂地で痛みのない優しい整体と鍼灸で心と身体のバランス調整のお手伝いをしている治療院ナチュラルの宇座です。
10年ぶりにお越しになられたクライアントさんの腕の締め付けられる痛みと手のシビレ、腰痛の症例です。
ほぼ同時期に首と腰のヘルニアと診断される
10年ぶりにいらした50代女性は、元々あった腰痛がツラくなり先月いつもとは違う整形外科に行き、MRIを受けヘルニアと診断された。
また、今月に入り左の肩甲骨から上腕にかけての締め付けられるような痛みと親指のシビレが出て、こちらも首のヘルニアと診断されたそうです。
それで、これはちゃんと治療受けて治さないと!と思い当院を思い出し来院された次第。
こういう時に思い出していただけてありがたいです。
ヘルニアだからといって特別なことはしない
施術に入る前に今の状態をお聞きし、把握。そして、当院の考え方や施術内容を説明します。
10年前と今とではやってることや考え方もすっかりかわっているのでね。
お話したのは
・ヘルニアと診断されたとしても、症状の原因がヘルニアとは限らない
・8割以上が画像と症状が一致しないらしい
・痛みはそっとしておく(患部にはあまり触れない)
・首や腰に負担を掛けている今のバランスが悪い場合が多いので、全体を整え患部に負担の掛らない状態になるお手伝いをさせてもらう
そんな内容をお伝えし検査に入りました。
案の定、足首や股関節の動きの悪さ、骨盤の捻じれがあり、鍼治療後座ったままセルフで踏み込む動作、仰向けで足首から全身の調整でいろんな動きがだいぶ改善していました。
最後に首の調整して終了です。
ヘルニアだからといって特別なことは全くなく、いつも同様全体のバランスを整えるお手伝いをさせてもらいました。
5日後の来院時、その後の状態をお聞きすると、腕の痛み・手のシビレは半減、腰の痛みは6割程改善していました!
それよりも嬉しかったのは、可動域の検査をすると前回と比べ大幅に良くなっていて、明らかに身体の変化を表していました(当院では痛みよりもまずは可動域の回復を重視しています)。
この日の施術も同じように身体の動きからバランスを整え終了し、次回は一週間後の予約をいただきました。
だいぶ動きの改善があるので、整体のみで施術する予定で、思った以上に早期に快復&続けての来院から卒業してもらえそうで凄く嬉しいです。
ご存じですか?8割以上が画像診断と症状が異なる現実を!
皆さんは「ヘルニア」という言葉にどのようなイメージをお持ちですか?
直訳的には「脱出・突出」という意味があり、鼠径ヘルニア(脱腸)や臍ヘルニア(出ベソ)などにも使われますが、ここでは脊椎と脊椎の間の椎間板から髄核が飛び出し神経を圧迫し、痛みやシビレを引き起こすと言われている椎間板ヘルニアについて書いてみますね。
椎間板の一部が飛び出して神経を圧迫して・・・と聞くとかなりヒドイ状態に思えますよね!
ところが、MRIなどの画像で異常がなくても物凄い痛みやシビレがある方も多いし(そんな場合でも「骨に異常ないから湿布貼って様子見といて」と言われるケース多くないですか?)、逆に画像上ヘルニアがあるのに全く症状ない場合もある。
これってヘルニアが必ずしも症状の原因ではないってことですよね!
そして、あるスーパードクターがテレビでも言ってましたが、画像と症状が一致しないことが8割以上もあるそうですよ!
しかも、髄核が飛び出しても距離的に神経には触れないって話もある(痛みの原因は神経圧迫ではなくて引っ張られてることによるという説を読んだことがあります)。だとしたら、今言われているヘルニアの説明って一体なんなんだ・・・?
だから、そもそもヘルニアって言葉に過度に反応する必要はないんじゃないかって思うんです。
クライアントさんからすると、「この痛みの原因はヘルニアです」と言われると、あたかも重病の宣告を受けた気持ちになると思うんですよね。
しかし、このクライアントさんのように施術のほとんどの時間足への調整しかやってなくて肩や腕の痛み手のシビレがかなり改善するケースもとても多いんです。ヘルニアが原因だとしたら逆に説明つかないですよね。
それに、「自分は重症だ!」と思えば思う程その不安はマイナスの波動を引き寄せ、痛みやシビレが取れずらくなると思います。その一点だけでもヘルニア=重症と思い込まない方がいいと思うんです。
もし、あなたがヘルニアと診断されたとしても、重症でなく思いの外早く改善する可能性は大いにあります(もしかしたら手術が必要な場合もあるかもしれませんが)。
そんな診断を受けた場合でも、信頼のおける治療院に診てもらい快復の道を探られる選択肢があることを頭に入れておいていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2018年12月15日 15:43