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感動の送別会


こんにちは!沖縄県那覇市久茂地で痛みのない優しい整体と鍼灸で心と身体のバランス調整のお手伝いをしている治療院ナチュラルの宇座です。

今日は完全にプライベートな兄の送別会の話をしたいと思います。
長くなっちゃったんで、お時間ある方のみお読み下さい。


障害のある兄

こちらでもたまーに書いた記憶があるのですが、ワタシには6歳離れた障害のある兄が居ます。
出産の際のトラブルで、生まれながらの障害を抱えこれまで生活して来ました。

食事などはスプーンなどで自分で食べられてましたが(今では介助受ける事も多し)、歯を磨いたり顔を洗ったりもできず、着替えやトイレ、お風呂なども自分ではできないので、生活のほとんどを人の手を借りないと過ごせない重度の障害者という事になります。
中学を卒業する年齢までは、自宅から通いで施設に通園?していましたが、高校の年齢からは成人向けの施設に入所し、時々連れて帰って外泊する以外は施設のお世話になっていました(長崎に住んでいた頃)。



長崎から沖縄へ戻り、両親も年を取り・・・

長崎では慣れ親しんだ施設で特に問題なく過ごした兄も、父親の定年で沖縄に戻ってからは預かってくれる施設の空きがなく、2週間預かってもらうショートステイ&2週間は自宅の生活に。
24時間とは言わないまでも、18時間位手の掛かる兄を70近い両親が世話する生活は限界に近づいていました。

その頃ワタシは東京で昼間接骨院で働きつつ鍼灸の専門学校に通う生活。
そして、卒業後は鍼灸マッサージの治療院で働いていて油が乗っていた頃で、当時お世話になっていた院長先生から「新店舗を出すから分院長としてその院を見てくれないか」と何とも有り難いお話もあったのですが、実家の様子もわかっていたので、断腸の思いでそのお話をお断りして6年半ぶりに沖縄に戻ったのでした。
それが2,003年8月の事です。



念願の沖縄での入所

ショートステイでお世話になっていた施設はとても明るくなんとかそこに入所させてもらいたい!
そんな両親の思いも叶わず5年もの月日が流れていました。

ワタシが戻って最初の仕事は、他に入所できる施設を早急に探す事。
役所に相談に行き、評判のいい施設を3ヶ所教えてもらい、その中で受け入れてもらえたのが糸満の
『みなみの里』さんです。
2,004年8月に入所以来
20年以上に渡りお世話になっていました



医療の必要性

長年お世話になり、スタッフの方々にも可愛がっていただき、終の棲家としてずっとお世話になりたいと思っていたのですが、ここ数年体調崩す事が多くなり、定期受診以外の緊急での受診や入院も増え、いつも診ていて下さるみなみの里の看護師さんから医療の充実した施設に移る方が緊急な対応もできていいかもしれないと提案がありました。

1~2年前から新しい施設の検討を始め実際に面談まで行った所もあったのですが、その時はご縁が繋がらりませんでした。ところが、先月急に話が動き病院の系列(提携してる?)施設が受け入れて下さる事になったんです。急展開過ぎてこちらもビックリでしたが、この機会を逃してはいけないとお願いした次第です。



感動の送別会

前置きが長くなり過ぎましたが、先日みなみの里へ行き退所の手続きに伺ったんですが、その際に送別会も予定してくれていて、自分もその様子をみさせてもらったんです。
それが、思いの外感動的で、これはブログに書いとこう!と思ったんです(笑)

スタッフの方が、みんなに声を掛けて来られる人は集まってくれて、パッと見で総勢40人も!!
そして、花束やクッションなどプレゼントを渡してくれて・・・



スタッフの方や入所者さんが代わる代わる握手しに来てくれたり、

この日休みなのに、わざわざ兄に会いに来てくれてお風呂にも入れて下さったスタッフさんもいらしたそうで、みんなに愛されてとってもよくしてくれていたんだと実感し、感動した訳です。



20年間お世話になり、本当にありがとうございました。心から感謝します。


最後に、最愛の兄との2ショット(笑)

新しい所でも早く慣れて可愛がってもらえる様にね。

今後定期受診は提携してる病院に関しては連れて行って下さるそうです。
それ以外はこちらで連れて行く必要があるので、月・木以外に当たる場合は休みの変更が発生するかもしれません。
その際は個別にお知らせしますので、どうかご理解いただけると幸いです。

 


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